「どうせ汚いのでしょう?ビールの空き缶とか転がっていて。分かるわよ。独身男性の部屋の汚さって。足の踏み場も無いのでしょう?」

(独身ではないが…)

「師長さんも大変ですね。病棟の事だけでなく、部屋の確認までしないといけないなんて」と俺。

「管理職はとにかく大変なのよ…etc」

師長の愚痴を聞きながら、病棟から看護師宿舎に向かう。


昨日、3時間近く掛けて掃除をした甲斐があって、一発OKであった。


「朝礼で、皆に挨拶はしたけど、最後に一人一人に挨拶をした方が良いのじゃない?それと、お手紙と何か…」

「菓子折りですね。〇〇(和菓子店)のを置いておきます」

「いや、そんな高い物じゃなくても…コンビニのお菓子でも良いのよ。気持ちだから」


コンビニのお菓子と、短い間でしたがお世話になりました云々の置き手紙…笑いのタネになるのは必須である。勿論、和菓子にしておいた。

看護部長との最後の挨拶で「〇〇病棟のスタッフにはとてもよくして頂いた。見習いたいような看護師ばかりです」という発言も、師長は喜んでいたようだ。


終わり良ければ全て良し。事故らずに帰りたい。